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DE GASQUET JAPAN

実践フォローアップ「MDG基礎エクササイズ」の紹介

今年の3月以来、実践フォローアップと名づけて「ガスケ先生のヨガクラス」やガスケ・メソッドの「基礎エクササイズクラス」を開催してきました。何人かの方は3回、4回、5回、6回と定期的にクラスに参加され、着実にガスケアプローチに基づいた正しい身体操作を身につけつつあります。


私が日本にガスケアプローチを紹介したのは2005年です(助産雑誌.No59.11月号)。そこでは主に「分娩時のペリネの保護」という視点でガスケアプローチの要点をまとめて紹介しました。そのため、今でも「ガスケアプローチ=ペリネの保護と強化」と理解していらっしゃる方も多いようです。ここで私はもう一歩踏み込んで、「身体訓練」としてのガスケ・メソッドというものをもっと皆さんに理解していただく必要があると感じてスタートしたのが「実践フォローアップ」です。


ガスケ先生のヨガクラスに参加して驚かれた方も多いのですが、先生の柔軟でありながら且つ強靭な身体と美しい身体操作はもうすぐ75歳を迎える人とは思えない洗練された動きです。「オートグランディスモン(背骨を最大限に伸ばすこと)」「ペリネ―息を吐く」「仙骨の前屈・後屈」といったガスケアプローチの基礎概念が身体の生理的機能を働かせるための知識であるとしたら、ガスケ・メソッドのエクササイズは重力下で背骨を最大限に伸ばした状態を維持できる身体に整えていくための具体的手段と言えるのだと、私は理解しています。背骨を最大限に伸ばすことができて初めて振幅のある横隔膜の動きとなるわけで、筋肉が短縮したり拘縮したり、筋膜が萎縮したりしていたのでは背骨を伸ばすこともままなりません。重力に曝された二足動物である人間は、日々の身体訓練によって重力の影響を相殺しながら生活する必要があり、日常生活動作こそがヨガそのものだというのがガスケ先生の発想です。ペリネは呼吸と身体の構えを整える起動装置だというとらえ方です


シンプルな基礎エクササイズを定期的に実践することで、身体がどのように変化していくのか?その積み重ねの先に「呼吸が楽になる感覚」「楽に正しい姿勢を保てる感覚」「正しく筋肉を使うことの心地よさ」といったことが約束されているのが、ガスケ・メソッドのエクササイズです。


MDGエクササイズ・基礎クラスでは15名の少人数制で、基本のエクササイズを行いながら不適切な動きを修正しながら進めていきます。4回続けて行っていただければ必ず身体の変化を感じることができます。受講者の実技面での底あげを目標に頑張って指導したいと思っていますので、どしどしご参加ください!!


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