【連載 Episode2】初めてのガスケ
- Dr. MIWA

- 2025年12月7日
- 読了時間: 2分

Episode 2. 初めてのガスケ
初めてのガスケ・アプローチの研修会は六本木でした。
講師は助産師のヘレン先生。参加者はほとんどが助産師さんで、自分以外の医師はメディアでお馴染みの宋美玄先生達 2-3名でした。
研修は予想を遥かに超えるアトラクティブなものでした。そもそも多くの産科医がそうであろうと思うのですが、自分自身も正常産についてそれほど系統だって学んできておらず、目から鱗の連続でした。
ただそれでも、そこで話される事は自分自身の中に根付いている医学的な知識だったり常識に合わないことも多々あり、頭の中をグルグルに回された状態でした。
一例を挙げれば、ボク自身分娩時はおへそをのぞき込むように背中を丸めていきむのが望ましいと教えられて来ましたが、ガスケでは背中は伸ばすのが望ましいとされます。
これだけでも大問題です。
たまたま研修会で隣になったとある大学病院の助産師さんは、フランスまで受講に行くなど既にマニアと呼べる状況でしたが、私に対してモヤモヤの解決の為に「是非今度はガスケ先生の講義を受けみて!」と言われながら帰途に着きました。
ガスケで学ぶことは、自分の中で反芻しないと徐々にこれまでの知識に押しやられてしまう側面があります。特に産科医は直接にお母さん達をケアする機会が少なく、学んだ知識を自分の中で確認する機会が限られるため、ひと月もすると学んだ知識が薄まる事になります。そういう意味でも繰り返しの受講が薦められます。
自分に、そしてウチのクリニックにとってラッキーだったのは、その数ヶ月後、予期せずガスケ先生が来日し研修会をする事になりました。会場は浜松町。今度はウチの助産師2人を連れて受講する事が出来ました。
最初の時に感じた疑問も解消する事ができ、自分にとっては初回以上に刺激的な講義となりました。そして同行した2人の助産師はボク以上に刺激を受けた様子でした。
(続く)

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